2020年03月10日
マングローブの生き物達

このカニは、住用のマングローブ原生林に生息するオキナワハクセンシオマネキというカニ、カヌーツアーで潮
が引いた干潮時に見られます。
雄は、片方のハサミが大きくて白いのが特徴、しきりにハサミを振るのは雌えの求愛行動です。
近づくと直ぐに自分の巣穴に潜ってしまいます。

こちらのカニは、ミナミコメツキガニといいます。
このカニもマングローブ原生林の干潮時に見られます。
普段カヌーツアーをしている場所ではなく、別の場所で見られます。
青紫色で丸い形をしていて、横歩きではなく真っすぐに歩くのが特徴です。
なんかカニではなく、クモのようにも見えますね。



このカニは、モクズガニといいます。
まだ子供のカニで、本来ハサミに生えている毛がまだ無い状態です。
子供のカニなのにハサミだけは立派に見えますね。
毎年、年末になると山の麓のあちこちで見られます。

この貝は、ヤエヤマヒルギシジミといいます。
こちらの貝も、普段のカヌーツアーでは見ることが出来ない場所に生息しています。
内地のヤマトシジミと違い、貝の大きさは10cm前後もあり大人の握りこぶし程あります。
貝の大きさの割に中身が小さいためか、干潮時に見かけるのは、土の上に転がっているか半分埋まっている状態
でみつかります。
マングローブ原生林には他にも、いろいろな生き物が生息しています。
興味を持って見ると結構面白いマングローブ、また今度探検しに行ってみたいと思っています。
Posted by 奄美パッションの里 at 23:18│Comments(0)